Natural Products

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農業WEEK J-AGRIイベントレポート レポーター 小林涼子さん

Natural Productsアンバサダー小林涼子さんがレポート

2024年10月9日(水)〜11日(金)、住友化学グループは幕張メッセで行われた農業・畜産の展示会「J-AGRI」に「Natural Products Museum」として出展しました。
当日はどんな展示が行われたのか、
「Natural Products」のブランドアンバサダーである俳優の小林涼子さんがレポートします。

小林涼子さんレポート

小林涼子

サステナブルな未来に向けた
住友化学グループの取り組みが紹介されていました。

  • コンセプトゾーン

    農業の課題を解決する環境再生型農業に興味津々。

    住友化学グループとしては、J-AGRIのような大型イベントへの参加ははじめてとのことです。「世の中に、天然のPOWERを。」というステートメントには、化学に裏付けされた天然の力を活かした製品作りに注力していくという想いが込められているんですね。いま農業分野では、農業人口の減少や高齢化、環境問題などさまざまな問題を抱えていますが、そんな中で「リジェネラティブ農業」(環境再生型農業)に取り組んでいくんだという住友化学グループの意気込みが伝わってきました。

  • 農業ゾーン

    温暖化は、農業にも影響を与えているんですね。

    例えば食卓を彩る「ブドウ」。昨今の温暖化の影響で果実の色づきが悪く、ブドウの販売価値が下落してしまうのを防ぐために、天然物由来の「アブサップ液剤」によって色素成分のアントシアニンを増やして色づきをよくしたり、ジベレリンを使用することで種無しブドウが作れたりすると聞いて驚きました。また芋虫に効果を発揮する「ゼンターリ顆粒水和剤」は、環境にやさしく、葉物野菜や穀類だけではなく、なんとシイタケにまで使用できるそう。これはビックリです!虫で虫を退治する天敵農薬は、あまり馴染みがないですが、うちの農園でも益虫と害虫について勉強もしているので、興味深かったです。

  • 生活ゾーン

    天然物由来で素早く退治。屋外の必需品になりそう。

    花から取れる「ピレトリン」が殺虫剤の有効成分とは知りませんでした。実は以前から、インターネット通販で届く段ボールに付くトコジラミが怖いなって思っていたんです。それと夏のロケでは、蚊に刺されることも。そんな時は「殺虫ミスト」が便利ですね。トコジラミや蚊だけでなくゴキブリにも使えるし。有効成分はもちろん、香料まで天然物由来にこだわっているのもいいですね。また、私が農作業をしに行く場所にはハチやアブ、ブユがいるので、「ハチ・アブ・ブユ用殺虫スプレー」も役立ちそう!小さな蜂の巣に噴霧しても有効なのはうれしいです。

  • 園芸ゾーン

    家庭園芸農薬のコアメンバー。

    実は私も使わせていただいています。早く効く*1上に効き目が長く続く*2製品を出されていますね。いろいろな野菜・果樹に使えますし、食べる直前まで何回でも使える天然物由来成分のスプレーは便利です。毎年梅雨になって気温が上がってくるとハダニやうどんこ病が発生したりすることがありますが、そんなときは重宝しています。特に今年はアブラムシが多く、私もしょっちゅう噴霧していました。それでいて天然物由来なのですから、ますます園芸が楽しくなりますよね。本当に感動!害虫と病気を手軽に防除できて助かっています。

    *1 :アブラムシ類、コナジラミ類、ハダニ類
    *2 :アオムシ、ハスモンヨトウ、ケムシ類

  • グローバルゾーン

    Natural Productsを支える海外グループ企業があるんですね。

    天然物由来の有効成分をグローバル展開している住友化学の海外グループ会社が紹介されていました。微生物の発酵で生み出された有効成分や天然物由来の成分によって農作物を害虫から守ったり品質や収穫量を向上させたりする“バイオラショナル”製品を供給する米国「ベーラント・バイオサイエンス社」。そして除虫菊の花を乾燥させて抽出した殺虫成分ピレトリンを供給する豪州「ボタニカル・リソーシズ・オーストラリア社」。Natural Productsはこうした海外のグループ企業に支えられているんですね。私もいつか行ってみたいです。

  • 未来ゾーン

    農業のすべてを円滑にすることに全力を注いでいるんですね。

    担当の方は「持続可能な農業というのは、担い手の皆様を含めて業界全体が一体となって進めないと実現しない」とおっしゃっていました。そこで、住友化学グループとしてどう貢献していけるのかを常に考えているそうです。農業の担い手が減っていき、農作物を効率よく作らなければならない一方で、環境問題にも取り組んでいく必要がある。そんな中で化学の知見がある住友化学グループは、天然物由来製品を通じて「天然のPOWER」を供給していく。それこそがNatural Productsの使命なんですね。

イベントを振り返って

毎年変化する自然環境に対応していく下支えするのが知見であり、化学なんだなと思いました。豊作の時はいいけれども凶作の時は農業はうまく回らない。刻々と変わる環境の変化に適切に対応しながら安心して農業を続けいくために、天然や化学の力をうまく活かしていく。そんな住友化学グループさんのお取り組みをより多くの方々にお伝えできればと思いました。